支那事変従軍記章 トップ 造幣局製 勲章 大日本帝国 旧日本軍 帝国 軍人 戦時資料顕彰

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支那事変従軍記章(造幣局製)です。保存紙、元箱 付きです。『箱寸法』縦:約11cm、横幅:約6cm、厚み:約2.3cm 『記章寸法』縦:約8cm、横幅:約3.8cm、厚み:約5cm。重厚で存在感があります。あくまでも年代物のアンティーク品になり自宅保管をしておりましたので、細かい事を気になさるような神経質な方のご購入はご遠慮下さい。 『支那事変従軍記章』 従軍記章(じゅうぐんきしょう)は、日本が参戦した戦没・事変に関わった人物へ、これを顕彰するために日本国から贈られる記章である。 ・支那事変従軍記章 - 支那事変 昭和21年3月29日勅令177号を以て廃止。 デザインは日名子実三(ひなご じつぞう) 支那事変の「事変」とは、宣戦布告なしの戦争や、小規模の紛争のことを言います。 支那事変が起きるきっかけは1937(昭和12)年7月の盧溝(ろこう)橋事件です。 支那事変(日中戦争)の初期の名称は盧溝橋を始めとする北支那地方で起きたので北支事変と言いました。 その後、小競り合いが続き戦闘地域や規模が拡大し、北支事変を改め、支那事変と正式に命名したそうです。 盧溝橋は1189年に完成した北京郊外に掛かる橋の事なのですが、東方見聞録で御馴染みのマルコ・ポーロも渡ったそうです。 支那事変の従軍記章を手掛けたのは日本サッカーチームのシンボルマークになっている八咫烏を最初にデザインしたので有名な彫刻家・日名子実三(ひなご じつぞう)さんです。 現在の日本サッカー協会の前身にあたる、大日本蹴球協会に対し1931年(昭和6年)に八咫烏をモチーフにしたデザインを作成したそうで、日本サッカー協会になってからも、そのまま八咫烏のデザイン案を引き継ぎ使用しているのだそうです。 表面の本章上部の文字は「従軍記章」と書かれています。 裏面は「支那事変」の文字と、山と波模様の絵柄が見て取れます。 支那事変従軍記章は、大日本帝国における最後の従軍記章です。 大東亜戦争(太平洋戦争)への従軍記章が配布予定でしたが、敗戦したため廃案となりました。

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